限界歯学部志望

3年遅れの歯科医師

あれの意味が分かった話

昨日は鉛のように重たい話をしてしまって申し訳ありませんでした。ただ色々感じた事とかがあるのでちょっと書きます。医学部志望の人とかが志望動機でよく「大好きな家族が病気になった時助けてくれたお医者さんに憧れてその道に進むことを決心しました!!!」言うてますよね??自分は幸い身の回りの人間でそこまで危ない状態に陥った人がいなかったのでその言葉の意味、重みが全く理解できてなかったのです。"所詮建前の綺麗事だろ"と心の中で冷めた目で見てました(すいません...)。ただ実際に当事者になってみると本当に身に染みてわかりました。何もできない無力な自分に嫌気がさすのです。まともなアドバイスもできない。1ミリも力になれない。「自分は何のために生きてるんだろ」ってとこまで考えました。僕たちは人間である前に生物です。普通に生きてればなんらかの原因で体の組織の一部にエラーが生じる事なんてよくある話です。自分たちが普通に生きるために必要なのが自分の体であり、それが"壊れた時"に直してくれる人間がいかに尊い存在かを思い知った。そんな話です。